グローバル補助金 留学レポート 林 陽香 (10月)
2021年11月04日
グローバル補助金奨学生
林 陽香
10月レポート
今年度のサマータイムも終わり、日暮れが早まってきました。今夏は非常に寒いこともあり秋はほとんどなく冬に突入という感じでありますが、日本の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
UAntwerpen 中央キャンパスにて
私はというとインターンシップも終盤に差し掛かり、実践的なデータ解析にも慣れてきたかなというところです。前回のレポートにも書いた通り、インターンシップで使わせてもらっていたデータセットを卒業論文でも使う予定でした。しかしここにきてもう一つ新たなテーマとアフリカでの貴重なデータ収集のチャンスのお話を別の研究室のポスドクの方からいただき、迷っております。薬剤疫学という観点では現在のインターンシップ先の方がいいという面もありつつ、やはりアフリカ現地でのデータ収集の経験は貴重ですので、ぜひ参加したいという思いでいます。今週両教授と話し合った結果でより興味ある方を選ぼうと考えています。
授業の方は今学期、臨床疫学コースを選びましたので、診断や予後及び臨床試験について学んでいます。他にも感染症コースに興味深い授業がたくさんありますので、時間がある時はとっていないコースも聞きに行ったりと、非常に忙しくさせていただいています。もう少し落ち着いてき次第、環境疫学コースの友人に資料をもらって広く勉強したいなと予定しています。
プライベートでは、友人とブルージュという街に遊びに行ってきました。よくないとわかりながらも、普段引きこもって勉強ばかりしているため、こうして定期的にリフレッシュに誘ってくれる友人たちに感謝しています。ブルージュは第二次世界大戦の被害が少ないために古い街並みが綺麗に残っている美しい街です。皆様もベルギーに訪れた際はぜひ足を運んでみてください。
白い外壁がブルージュの昔ながらのスタイルのようです。
大聖堂からの景色 博物館には日本語の音声ガイドもありました。
また、ロータリアンであるBrits夫妻のご自宅に招いていただきました。Dinnerをご馳走になり、誕生日プレゼントをいただきました。私も少しばかりですがお礼にお好み焼きを作って持っていったところ大好評でした。
ベルギー名物ムール貝をいただきました
日本はコロナが落ち着いてきたと聞いています。ベルギーではどうやらまた増えてきているようであり、私自身も体調がすぐれなかったり熱が出たりするとヒヤッとすることもしばしばです。日本の皆様もどうぞご自愛ください。